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医療レポート【12】 「若いから大丈夫」は要注意 貧血と血便が大腸がんのサイン?
「苦しくなく、痛みに配慮した内視鏡検査を」と開院以来多くの患者を診察してきた「たまプラーザ南口胃腸内科クリニック」(平島徹朗院長)。今回は同院の東瑞智(あずまみずとも)医師に、鉄欠乏性貧血に潜むがんのリスクについて聞いた。
「鉄欠乏性貧血とは、言葉のとおり血液の中の鉄分が不足して起きる貧血です。最新の研究論文では、鉄欠乏性貧血と血便の両方の症状があると大腸がんのリスクが高いと報告されました。これは、大腸の中に腫瘍があることで容易に出血し、血便だけでなく鉄分が足りなくなって鉄欠乏性貧血を引き起こすという因果関係になります」
貧血と聞くと女性に多い症状と思われがちだが、リスクは50代以下の男性にも多いという。「男性でも偏食気味で鉄分摂取が不足している場合などに貧血の症状が出ることもあります。健康診断の便潜血が陽性で、かつ貧血を指摘された人はリスクが高いので早めに精密な血液検査や大腸の検査をお勧めします。
若くても残念ながら大腸がんにかかる可能性はあります。早期発見のためにも内視鏡検査に足を運ぶ『勇気』が大切です。しっかり検査をして、ご自身のリスクを正しく把握しましょう」
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