交通安全に関する普及啓発活動に取り組んでいる青葉交通安全協会(工藤明会長)は、区内小学校の新1年生にランドセルカバーを寄贈した。
児童の安全を守ろうと同協会の会費などから毎年30校分、約3千枚を用意しているランドセルカバー。ドライバーにも見やすいように黄色の蛍光色のカバーには、初めて青葉区のマスコットキャラクター「なしかちゃん」が描かれ、ふるさと意識を育むように工夫。反射材を追加するなど改良もしている。真新しいランドセルにカバーを付けた新1年生、工藤愛(め)依(い)さん=写真=は「学校に行くのが楽しみ。車に注意して勉強もがんばりたい」と笑顔を見せた。
子どもの事故46人
青葉警察署管内で昨年1年間に発生した中学生以下の交通事故は46人。事故全体でみると横断歩道を含め道路横断中の事故は87人と、県下でもワースト2位の多さだ。
工藤会長はこれらを踏まえ、「横断歩道を渡る場合でも『右左右』をしっかり見て、車が来ない、または停止したことを確認してから渡ってほしい」と説明し、家庭内での注意を呼び掛ける。また、「登校が始まる春は特にドライバーも気を付けてほしい」と話す。工藤会長は「子どもの事故はなんとしても防ぎたい。『桜咲き ランドセル背に 事故はなし』で元気に通学してもらえれば」と話していた。
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