全国高等学校剣道選抜大会の男子団体で17年ぶり3度目の優勝を果たした桐蔭学園高校剣道部が4月21日、青葉区役所を訪れ、優勝を報告した。
3月に愛知県で行われた同大会。剣道部は1回戦の佐野日大高校戦で先鋒から大将まで5人が引き分け、代表戦で大将の菅野透馬選手が競り勝つと、2回戦は琴平高校に2対0、3回戦は三重高校に3対2で逆転勝ち。準々決勝の育英高校戦を3対2で破り、準決勝の桜丘高校戦は1対1となるも2度目の代表戦を菅野選手が制し決勝へ。決勝の相手は長崎県代表の島原高校。5人が引き分ける接戦だったが、3度目となる代表戦で菅野選手がメンを決め、17年ぶりの優勝を果たした。
21日は同校の溝上慎一理事長と同部の冨田隆幸部長、雨谷武蔵監督のほか、菅野選手、藤本一真選手、寺前俊佑選手、渡部倫太郎選手、渡邉一史選手、野村優選手、橋本駿選手が区役所に。職員から拍手で出迎えられた選手らは小澤明夫区長、馬渕勝宏副区長、区体育協会の菊池侃二会長に優勝を報告した。
小澤区長は「地元青葉区としてうれしく、誇りに思う。コロナ禍で練習や日々の生活に制約や不安がある中で平常心を忘れず、実力を発揮して優勝したことはすごい」と称え、「さらに上の舞台で活躍し、青葉区から素晴らしい選手が育つことを期待する」と語った。
雨谷監督は、全国大会が昨年度は開催されず、悔しい思いをした1期上の姿を現部員が見てきたことも力になったと説明。また、試合では大将、部では主将の菅野選手は「県代表として日本一という気持ちだったので優勝はうれしいが、結果に満足せず、今後の大会も全部優勝したい」と思いを語った。
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