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高齢者支援を拡大 県免許センター 改正道路交通法に対応

社会

掲載号:2022年4月28日号

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 5月13日の改正道路交通法の施行を前に、神奈川県警察運転免許センター=旭区=は4月、高齢運転者支援室を新設した。業務にあたる人員を増やすことで、高齢運転者の増加による講習予約の取りづらさや、法改正に伴う技能検査の追加などに対応。高齢運転者の支援に力を入れる考えだ。

 年々増加する高齢運転者人口。試算によると、県内では2028年まで増加するとされ、75歳以上の運転者で更新の手続きを行う人は年間で現在よりも約7万人増えるとされている。

 現行の制度では、75歳以上の免許更新には認知機能検査に加え、実車指導を含めた高齢者講習が行われる。講習は自動車学校や免許センターで受講する必要があるが、高齢運転者の増加によって予約が取りにくい状態にあった。

 さらに、改正道路交通法(図参照)では75歳以上で一定の違反歴のある運転者は、免許センターで警察職員による運転技能検査が義務化。段差に乗り上げた際に素早く反応してブレーキを踏めるかなど、高齢者に多い事故を想定した検査を行う。改正に伴い、高齢者講習の実車指導内容も変更される。

 こうした事情や、今年で団塊世代が75歳以上に差し掛かることを考慮し、同センターは昨年4月から設置していた高齢運転者支援係を「高齢運転者支援室」に刷新した。職員を増やし対応にあたる。

 担当者は「安全運転に必要な能力は徐々に衰え、自覚もしにくい。誰しも起こるということを前提に支援したい」と話している。

寺尾聰さんトークショー

 法改正に伴い、同センターでは5月12日(木)に高齢者安全運転キャンペーンを開催する。歌手で俳優の寺尾聰さんによるトークショーや、県警音楽隊による演奏が行われる。時間は午前11時から正午。会場は、運転免許センター高齢者講習専用コース。予約不要で参加無料。

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