ひきこもり支援説明会
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たまプラーザ周辺の街の変遷の記録を住民に聞き取ってまとめた冊子「街のはなし」を、2014年から発行してきた「街のはなし実行委員会」。これまでインタビューしてきた100人の記録が載った全9号を1冊にまとめ、書籍化するための資金を募るクラウドファンディング(CF)を行っている。
同プロジェクトはアーティストの谷山恭子さんが「街が開発され、建物が変わってもその場所がどのように変遷してきたのか住民の記憶で残していきたい」と始めた。幼稚園児から80代の住民のインタビューをエッセイとしてまとめ、個人の思い出を街の歴史として記録。谷山さんがベルリンに転居後は、同実行委員会の藤井本子さんを中心に活動を引き継ぎ、9年間続けてきた。
100人のインタビューを終えたことを区切りに1月に発行した第9号をもって最終号に。全9号には、たまプラーザ駅周辺の昭和期の姿や、当時の住民なら当たり前だった光景など今では見られない街の様子もつづられている。「散逸させずにまとめて残しておきたい」と書籍化することを決定したという。
同プロジェクトは、助成金等で活動しているため費用の工面が難しく、CFを通じて資金を調達することに。500部発行し完成した書籍は小学校や図書館に寄贈する。
目標額は170万円。支援は、CFサイト「Syncable(シンカブル)」から(上記二次元コード)。支援額は500円から。リターンは4000円以上の寄付で書籍に名前を記載。5000円以上で完成した書籍を贈呈。集まった支援金は目標未達成でも寄付される。期限は9月10日まで。「開発されていく街と語り部が少なくなっていく中、インタビューを通して街の成り立ちが分かってきた。1冊にまとめて街の歩みとして記録を残していけたら」と藤井さんは話している。
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