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公開日:2022.10.06
患者の悩みごと相談室「教えて!きへい先生」【6】
台風が接近する晩夏から秋にかけて出現しやすい病気は?
仕事に行かなきゃいけないのに、台風が近づくと頭が重い、肩がこる、疲れる、調子が悪い―。
「その症状、もしかしたら『気象病』かもしれません」。そう話すのは、気象データと心臓病の関連を研究する田園都市高血圧クリニックかなえの米山喜平院長。気象病の症状は、めまい、頭痛、疲労感、吐き気、首や肩の凝り、低血圧、関節痛、痛み(古傷が痛む)、手足のしびれ、うつ、喘息発作が出やすくなる、狭心症の症状の悪化などといわれている。
規則正しい生活や十分な睡眠、38℃〜40℃の温度での入浴、ストレッチやヨガ、耳のマッサージがよいとされているが、「それでも改善が難しい場合は、近くの医療機関にご相談ください。錠剤や漢方で症状の改善に有用なことがあります」と米山院長は優しく話す。
気象病は天気病とも呼ばれ、女性に多く、台風が接近する晩夏から秋に症状が出現しやすい。ただし正式な病名ではないため、医療従事者にもなじみがなく、理解されづらいこともある。
「かなえクリニックはコロナ後も、地域の健康に寄り添う医療を提供してまいります」と米山院長。
田園都市高血圧クリニックかなえ
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横浜市青葉区新石川3丁目15-3 2F
TEL:045-913-0505
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