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青葉区 社会

公開日:2022.12.01

新鮮野菜を学生らに
JAが社協を通じて寄付

  • 大量の野菜を受け取る学生

  • 青葉区・緑区両社協からJAに感謝状を贈呈

 JA横浜の田奈支店で11月17日に行われた田奈農産物展覧会。地域で生産された野菜や花、調味料など345点が出品され、審査の結果、10品目に特別賞が贈られた。

 その中に出品された野菜や果実など約280点が、後日、青葉区社会福祉協議会を通じて、区内の大学に通う学生らとひとり親家庭に無料で配布された。

 以前はJAまつりの一環として実施されていた農産物展覧会。審査後に一般に向けて販売され、毎年人気を博していた。しかし、新型コロナにより、一昨年から祭りが中止に。昨年は品評会は行われたものの販売ができず、せっかく出品してもらった野菜の行き場に苦慮していた。「生産者に引き取ってもらうか廃棄の二択。せっかく良く出来た野菜なのにもったいない」と考えた同支店が青葉区社協に相談。「それなら社協で引き取って、生活の大変な人たちにお裾分けをしたい」との社協側の提案を生産者も快諾し、昨年から野菜の無料配布が始められた。

 今年は青葉区社協だけでなく、緑区社協も参加。緑区ではひとり親家庭に無料配布を行った。

大きな野菜に笑顔

 11月19日に青葉区社協で行われた学生向けの配布会では、定員50人に対し55人から応募があったという。横浜美術大学4年の女子学生は「卒業制作もありバイトもできないため、食品は本当にうれしい。大切に使います」と大量の野菜を手に笑顔を見せていた。

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