山内小学校5年4組の児童が3月1日、横浜市庁舎を訪れ、市長と教育長宛に学校給食の献立に関わるプラスチック包装削減を要望した=写真。
総合的な学習の時間で環境問題について学習した児童たち。特にマイクロプラスチックによって海の生物や鳥が被害を受けていることを知り、多くのプラスチックごみを出す生活をしていてはいけないと考えたという。実際に児童たちは地域で行われている早淵川のごみ清掃活動に参加をしたり、家庭でのごみの量を減らす呼びかけなども実施。そして今回、児童たちは毎日食べている学校給食からプラスチック包装の削減を思いつき、要望に至った。
児童たちは期待される削減効果も試算。山内小から出ている給食1日あたりのプラスチックごみの量から市内全340校分のごみの量を推計。例えば、個包装されているパンについて、袋をなくし、トングで直接配膳するようにすれば1日で約349kg、1年で1万9195kgのプラスチックが減らせると試算している。
当日はクラスを代表し、児童11人が市庁舎を訪れて資源循環局と教育委員会事務局の各担当職員に要望書を手渡した。職員は「読ませて頂いて、取り組みに活用したい」と応じていた。
出席した荒井陸良さんと岡田奈緒さんは「プラスチックが減る取り組みになれば」と話した。
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