中原区 トップニュース教育
公開日:2026.03.06
東住吉小6年生
平和伝える「語り部」に
学習発表会で個々が発表
市立東住吉小学校で2月20日、6年生による学習発表会が行われた。児童一人ひとりが「語り部」となって、保護者らに平和への思いを発表した。今年度、総合的な学習の時間を使って平和学習に取り組み、戦争体験者、被爆者の経験を聞くなどして学びを深めてきた。その集大成としての発表に会場から大きな拍手が寄せられた。
同校の6年生は、戦後80年を迎えた今年度、年間を通じて平和学習に取り組んできた。テーマは「語り部を引き継ごう」。川崎市平和館や中原市民館で開催された川崎大空襲記録展、川崎空襲展、旧海軍連合艦隊司令部が置かれた日吉台地下壕を見学。また川崎・中原区の空襲・戦災を記録する会、中国残留邦人、被爆者団体・川崎市折鶴の会、神奈川県遺族の会、高校生平和大使の話を聞くなど、平和について学んできた。
今回の学習発表会では、児童が平和への思いを込めて作詞した曲『輝く未来へ』を合唱。その後、紙芝居や落語、スピーチ、歌、ダンスといった手法で、それぞれが考えた平和について、一人ひとりが「語り部」となって、会場を訪れた保護者や、これまで学習に協力してくれた関係者に発表を行った。絵が得意だという安東陽逢さんは「平和な世界、平和な夢」をテーマに絵画を制作。それを巨大(縦2×横3m)な紙に描き、120に切り分け、児童一人ひとりが絵を塗り、つなぎ合わせた「キッズゲルニカ」を制作した。安東さんは「みんなでつくりあげて達成感があった。協力することの大切さを学んだ」と話した。
今年度の学習について児童は「国があっての国民というより、国民があっての国であって、一人ひとりが話し合えば戦争にならないのではないか」と学んだという。学習発表会を振り返った児童は「発表を聞いてくれた方に『これからも一緒にそういう平和な世界を作りましょう』と言ってもらったので、周りの人と仲良くしたり、意見をちゃんと尊重したり、話し合いで解決したりして生かしていきたい」と思いを新たにした。
語り部の活動をしている川崎市折鶴の会の森政忠雄会長は「年々戦争体験者が減り、継承が難しくなってきている。自分たちの思いを次世代の子どもたちが引き継いでくれてありがたい。これからも一人でも多くの人に届くように体力が続く限り活動していきたい」と話した。
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