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公開日:2023.06.08

あざみ野
「ナナこや」が誕生
自由に学べる居場所に

  • 初回の3日に行われたナナこやの様子

 コミュニティカフェ「スペースナナ」(あざみ野1の21の11/あざみ野駅徒歩6分)が、寺子屋にヒントを得て、学校や塾の宿題などを持ち寄り、勉強ができる「ナナこや」を6月3日から始めた。

 世代や性別、障害の有無、国籍に関わらず、誰もが安心して交流できる場として2010年にオープンしたスペースナナ。12年にNPO法人化し、カフェやギャラリーの他、定期的にケアラーズや障害児など当事者が集まり会話を楽しむカフェイベントを開催し、地域で互いに支え合う場として活動してきた。

 「ナナこや」は、小学生から中学2年生程度を対象に学校や塾の宿題、苦手な問題集などを持ち寄って学ぶことができる場。学校や年齢も違う子どもたちが集まり、原則は最初に自分で過ごし方を決め、一緒に勉強をする。行き詰まったらボランティアスタッフに質問をすることもできる。開催日時は基本的に第1・3火曜日の午後3時から5時と同土曜日の午前10時から正午。利用は2時間。参加費1回300円。申込不要。

 ナナこやを立ち上げ、火曜日を担当するスタッフの小森朋美さんは2年前から同法人に加わった。小森さんは「私自身が未婚のシングルマザーで、休日に息子と過ごして息が詰まった時に自宅以外で息抜きできる居場所を探していた。(ここは)誰かと過ごしたいなと思った時に気軽に立ち寄れる場所」と振り返る。自身も救われた経験から、保護者の役に立ちたいと子育て世帯に向けた取り組みを増やそうとナナこやを企画。イベントも定期的に開催しており、「多世代交流も広がっていったら嬉しい」と話す。

 土曜日のスタッフを担当する堀籠暢子さんは「成績アップを目指す場所ではなく、苦手な勉強もみんなで一緒にやったら楽しいな」とそんな思いでボランティアに参加した。学生時代、家庭教師をしていた経験から自宅で自身の子どもと友人に勉強を教えていたという堀籠さん。「親子で勉強をすると喧嘩になってしまう家庭も多いと思うが、外で他の子どもたちと一緒に勉強できるのは気分転換になると思う」と話す。

 小森さんは、「話したい気分の日なら、おしゃべりするだけでも大丈夫」。無理なく、自発的に立ち寄りたくなる学習場所と居場所作りを目指している。

 また、火曜日の午前中には親子で楽しめるアートワークショップも開催。有料。(問)【電話】045・482・6717

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