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公開日:2023.08.31
すすき野中新体操部
初の全国大会で躍動
強みのチームワークで12位に
すすき野中学校新体操部の女子6人が8月19日に愛媛県で行われた第54回全国中学校新体操選手権大会の団体に初出場し、12位の成績を収めた。同部は横浜市中学校総合体育大会で連覇、神奈川県中学校総合体育大会を初優勝で通過するなど活躍の夏となった。
今回参加したのは岩澤璃愛さん、大谷まどかさん、舟木葵衣さん、山下鈴花さん(以上2年)、工藤英さん、早川彩葉さん(以上1年)。同部が出場したのは団体「ボール5」。5人がボールを持ち2分30秒間に演技を行う。ボールの交換などが見どころの種目だ。
同部は7月23日に横浜武道館で行われた市大会で連覇を達成すると、28日にトッケイセキュリティ平塚総合体育館で行われた県大会で初優勝。8月8日に同体育館で行われた関東中学校新体操大会で6位に入賞し、初めて全国大会の切符を手に入れた。
関東大会になると競技レベルが上がると言われており、同部も2015年に17位、昨年は8位の成績で全国大会に届かなかった経緯がある。神奈川県勢としても近年は全国大会に出場できていない中での快挙だった。
全国はノーミス
初の全国大会に「緊張した」と話すキャプテンの岩澤さん。チーム内では声掛けを続けたほか、関東大会を突破した学校同士で盛り立て合って演技に臨んだという。全国大会では8mの間隔を空けて一斉にボールを交換する高難度の技も含めてミスはゼロ。練習でも失敗が多いという大技を成功させた。県大会や関東大会では多少のミスがあったものの、全国の大舞台では抜群の集中力を発揮。全身の動きや表情など、持ち前の表現力も光り、出場28校中、12位の結果につながった。
クラブが母体
同部の6人は、地元の「すすき野新体操クラブ」のメンバー。小学校1年生から新体操を始めており、学年は異なれども7年、8年間一緒に練習してきたメンバーだ。現在は週に4日間練習をしており、メンバー内の呼吸もぴったり。長年培ってきたチームワークも大きな武器だ。
同クラブの代表で、大会にはコーチとして帯同した綾部晴香さんは「素直に努力ができる子たちで、団体のチームとして長期的な目線で育ててきたことが結果につながった。初めての全国大会で緊張をする中、ミスもなく演技も終えられた」と称える。
来年度も期待
メンバーは2年生、1年生ということで、来年度は連覇や連続出場の期待がかかるが、団体の種目がボールからフープに変わるため、その練習も必要になる。メンバーは全国大会について「いい経験になった」と話す一方で、「(今年の結果を考えることなく)自分たちのやるべきことをやっていく」とまた練習に励んでいる。
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