市政報告㊴ 「人生会議」してみませんか? 横浜市会議員 田中ゆき
「末期がんと診断され、この先どうしたらいいのか分からない」「介護が必要になってきたが、どこで誰に介護をしてもらったらいいのか分からない」など、当事者の方からのご相談が増えています。たとえ、ご家族と同居をしていても、相談しにくかったり、専門知識が必要であったり、身近に相談できる人がいないなど、お困りの方が少なくありません。
人は誰でも、命に関わる大きな病気やけがに突然見舞われる可能性があります。重篤な状態になると、約70%の方が、今後の医療やケア等を自分で決めたり、望みを人に伝えることができなくなると言われています。
元気なうちから、もしものときに、どのような医療やケアを望むのか、前もって考え、家族や信頼する人、医療・介護従事者等と思いを共有しておくことが大切です。
横浜市には、3つの質問に答えるだけで、もしものときに対する自身の考えをまとめられる「もしも手帳」があります。また、もしものときに望む医療やケアについて、前もって家族や信頼する人、介護・医療従事者等と話し合う「人生会議」について理解を深める短編ドラマがYouTubeで公開されています。あらゆる世代に、自身や大切な方が、最期まで充実した人生を送るための準備を、元気なうちから進めて頂きたいです。
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