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公開日：2023.12.07
区民マラソン
955人が疾走
男女とも最高記録
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空にはアドバルーンも
第10回青葉区民マラソン大会が11月26日に区内で開催され、９５５人のランナーが秋の青葉路10Kmを駆け抜けた。当日は低気温と小雨という状態ながら、男子は田中大稀さん（21）が31分25秒、女子は金子夢さん（27）が38分18秒とそれぞれ歴代最高記録で優勝した。
２０１４年に青葉区制20周年を記念して始まった区民マラソン。青葉区役所第１駐車場をスタートし、コース南端の天神橋を通過して北上、環状４号入口交差点を折り返してスタート地点に戻る10Kmコースで、青葉区民マラソン運営委員会と青葉ふるさと協議会が主催した。
大会当日は昨年に続いてバルセロナ五輪銀メダル、アトランタ五輪銅メダルの有森裕子さんがアンバサダーとして登場するなど、節目となる第10回大会を盛り上げた。
田中さん、金子さん初優勝２人とも連覇に意欲
男子で初優勝を果たした田中さんは奈良町在住の大学３年生。中学からずっと陸上競技部に所属しているが、今は怪我のため競技から離れているそう。田中さんは「出場するからには優勝を狙っていた。優勝できてうれしい」と喜びを語る。
現在は怪我の状態を見ながら２日に１回、10Kmから15Kmを走り、週に１度スピード重視の練習を取り入れているという。
女子で初優勝の金子さんは横浜総合病院＝鉄町＝で歯科衛生士として勤務。中高と陸上部で、現在は趣味で走っている。金子さんは10Kmの自己ベスト更新を目指し、「（目標の）40分を切り、優勝できて良かった」と笑顔を見せた。
普段は週２回か３回、自宅近くの多摩川のコースで６Km走り、週に１度は全力のスピードで練習をしているという。
２人とも来年の大会への出場と連覇に向けて意欲を見せている。
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