相手の取りやすい場所にパスする遊びも
谷本小学校で1月16日、サッカークラブの横浜FCによるスポーツ体験イベント「スマイルキャラバン」が行われた。
スマイルキャラバンはサッカーの普及や地域貢献を目的に、横浜市内の小学校などに同クラブのコーチらが訪れて実施している取り組み。遊びの中で運動を楽しむ機会を提供しており、昨年は計45校、71回実施されている。
昨秋に行われた3年生に続いて、今回は2年生3クラスを対象にしたもの。当日はマスコットキャラクターのフリ丸のほか、長島光邦コーチや元横浜FC選手の内田智也さん、なでしこリーグ1部で戦っているニッパツ横浜FCシーガルズの南條里緒さんらが来校して行われた。まず最初に「協力すること」「目を見て話を聞くこと」「みんなで楽しむこと」などの約束事が示された上で、ボールを使った遊びを体験。いずれも工夫して助け合うことが必要な内容で、子どもたちは考えながら挑戦。最後はサッカーのミニゲームもあり、元気に走り回っていた。当日のメニューについて長島コーチは「ただの体験ではなく、学校生活の中での学びになるように工夫している」と説明。高橋哲雄校長は「外部講師によるさまざまな経験を通じて、チャレンジする下地を作り、また、楽しく運動するきっかけになれば」と話していた。
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