WEBアプリや電話による事前予約に応じて、ルートやスケジュールを柔軟に組み合わせて運行するオンデマンド乗合交通「あおばGO!」の実証実験が、9月3日(火)から再開される。都市整備局都市交通課と青葉区区政推進課が実施主体となり、(株)NTTドコモ、東急(株)、(株)EPARKと連携して進めている事業。昨年度の実証実験の結果をもとに改良し、新たな交通サービスとして事業化を目指している。
運行期間は9月3日から2025年2月28日までの火曜日から土曜日((日)(月)運休)の午前9時から午後8時。年末年始(12月29日から1月3日)は運休。運行エリアは新石川地区、美しが丘地区、あざみ野地区の3エリアで、各エリア車両1台(乗客定員4から6人)が運行する。運賃は1回乗車ごとに、大人400円、小学生以下200円。1歳未満無料。幼児(1歳以上から6歳未満の就学前児童)が保護者(6歳以上)と同乗する場合は2人まで無料。
より便利に改良
前回、「ベビーカーなので移動が助かった」「自家用車を運転できなくなったら利用したい」など好評を受けた同サービス。同局の徳重拓也地域交通担当課長によると、今回は運行エリアを南に拡大し、乗降スポットを10数カ所追加。また、前回利用者からの要望をもとに、エリアをまたげるスポットを線路沿いに増やし、より広く柔軟に移動できるようになったという。ただし、エリアをまたぐ場合は運賃が2倍になる。
スーパーマーケットや飲食店、医療クリニックなど連携施設も増加。施設利用を条件に、スマートフォンで二次元コードを読み込んで使う片道運賃半額チケット配布も。徳重課長は「より多くの方の外出のきっかけづくり、移動の総量の増加、健康増進、コミュニティー活性化、まちの魅力・価値向上などにつながれば」と話している。
予約にはWEBアプリまたは運行エリアに全戸配布の参加申込書による利用登録が必要。WEBアプリは主に、LINE公式アカウント「青葉区東部地区オンデマンド実証実験」の友だち登録からアクセスできる。詳細は左記二次元コードから確認を。問合せはコールセンター【電話】0120・345・629。
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