知的障害者の自立支援を目的に、野菜作りなどを行っている鴨志田町の「社会福祉法人グリーン」は6月5日、管理する畑で麦刈りを行った=写真。職員や利用者の他、地元の農家や商店主なども参加した。
雲一つない晴天に恵まれた当日。梅雨前とは思えない、青空に映える一面の黄金色に感嘆の声があがる。収穫したのは「さとのそら」と「ゆめかおり」の2種類。刈取機を使う傍ら、手刈りを体験して「農家さんは大変だね」など言葉を交わす参加者の姿もあった。
収穫された小麦は「横浜あおば小麦」として区内の飲食店などに卸される。地元の商店主らを中心に始まったこの地産地消プロジェクトは、本格始動から今年で6年目。パンや中華麺、うどん・そばの他、麦粒を使ったソーセージやおにぎりなどさまざまなかたちで活用されている。同小麦を使用した地元産ビール「Angel With Blue Wings(あおばビール)」は、区内約30店舗の飲食店で期間限定販売中だ。売切次第終了。
![]() 鎌を片手に汗を流す参加者
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