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青葉区 トップニュース教育

公開日:2025.06.26

元石川高校放送部
自作TVドラマで県1位
7月に全国大会へ

  • 出演した放送部部員と佐藤さん(下段中央)

  • トロフィーを持つ佐藤さん

 第72回NHK杯全国高校放送コンテストの神奈川県大会が6月14日、15日に行われ、県立元石川高校放送部が「創作テレビドラマ部門」で1位に輝いた。同部は7月22日〜24日に東京都で開催される全国大会に出場する。

 同コンテストは、研究主題「私たち高校生と放送」に沿って、高校生が放送活動の内容や技術を競うもの。創作テレビドラマに加えてアナウンス、朗読、ラジオドキュメント、テレビドキュメント、創作ラジオドラマの6部門と校内放送研究発表があり、それぞれ上位入賞者には全国大会の出場権が与えられる。

 同部の佐藤竹琉さん(2年)がリーダーを務める班が出場した創作テレビドラマ部門では、オリジナル脚本で8分以内のテレビドラマを制作するのが条件。テレビの特性を生かした内容や演出、演技や編集技術などを審査され、選出された上位2作品が全国大会に進める。同部門には全8作品がエントリーした。

「才能」テーマに

 今回、制作された『俺は犬しかつくれない』は「才能」をテーマにした作品で、佐藤さんが脚本・撮影・編集を手掛けた。制作の上では、「地味な超能力を与えられた主人公が苦しみ頑張る姿を通して、『才能がないと思ってしまう人』に少しでも勇気を与えたい」と作品に思いを込めたという。制作期間は約1カ月。放送部の部員計12人が出演している。「天候に合わせて、12人のスケジュール調整などが大変だった」と振り返る佐藤さん。工夫した点については、「高度な技術(CGなど)がなくても、ちょっとした撮影技法やBGM、効果音などで超能力を表現できる方法にこだわった」と話す。

 「昨年から出場していて、前回は賞が取れなくて悔しい思いをした。1位になれたことは素直にうれしい」と喜びを語る佐藤さん。全国へ向けては「まず準々決勝通過が目標」と意気込んだ。

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