青葉区 社会
公開日:2025.11.27
横断歩道上、子ども、高齢者の事故多発
加害者、被害者にならないために
交通課 井上孝司課長
今年青葉区内で発生した人身事故は502件(10月末時点)。昨年同時期と比べて約50件ほど増加している。青葉警察署の井上孝司交通課長によると区内で発生する人身事故の内、主に横断歩道上、子ども(中学生以下)、高齢者(65歳以上)、の発生件数が県内でも上位を占めるという。
「青葉区は小学校30校、横断歩道は2571カ所と市内で一番多く、事故が増えやすい。加害者、被害者にならないためにも、走行速度の順守や反射材の活用、地域で事故の多い交差点などを事前に把握しておくことが重要」と井上課長は話す。
ヘルメット着用の現状
2023年4月から自転車の走行時に着用が努力義務となったヘルメット。現在の状況について井上課長は「学生を中心に増えてはいるものの十分ではない」と指摘する。着用しない理由として主に「髪が崩れる」「ヘルメット自体がダサい」「面倒」という声が上がっているとのこと。井上課長は「あくまで努力義務なので仕方がない部分もある」としつつ、「自転車事故による死亡者の約7割が頭部に致命傷を負っている。自分の身を守るために、できる限り着用して欲しい」と呼び掛ける。
また、神奈川県下の自転車事故の特徴として、出会い頭、右左折時の事故が2825件(24年)と大多数を占めている。そのため、横断時の左右確認、一時停止の徹底などが事故防止に有効だ。
「交通安全教室の実施や春と秋の全国交通安全運動、啓発チラシの配布など警察も日々活動している。自分だけは大丈夫と考えず、少しでも心に留めてほしい」と語った。
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