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公開日:2025.12.04
映画研究会「シネ・あおば」
上映100回目達成へ
地域と人つなぐ場に
青葉台周辺で活動する映画研究会「シネ・あおば」(大西紘一代表・80)の上映会が12月13日(土)をもって100回目の開催を迎える。立ち上げから約10年、代表の大西さん、発起人の三輪千加映さん(65)=人物風土記で紹介=、メンバーの河原靜さん(80)に思いを聞いた。
古今東西の名作映画を上映するシネ・あおば。現在は主に青葉台コミュニティハウス「本の家」(青葉台2の25の4)で月に一度、概ね土曜に開催され、参加は無料。社会福祉協議会の「あおばふれあい助成金」を活用して活動する。99回の開催までで、延べ1717人が来場した。
これまでに上映したのは、『エデンの東』、『慕情』など。上映作品は7人の運営メンバーが思い思いの作品を持ち寄り、協議の上決定するが、一般のリクエストも受け付けているという。
今回の100回記念に際して、三輪さんが生成AIを駆使してマスコットキャラクターを作成。早速今回の告知チラシから登場している。「何か記念になればと思って。名前はまだ考え中」と三輪さん。
映画で広がる輪
はじまりは2016年。さつきが丘地域ケアプラザで生活支援コーディネーターを務めていた三輪さんが、高齢者と地域をつなぐツールとして考え出したのが映画上映会だった。三輪さんは「映画は色々な世代の人とつながれる。参加者も当時を思い出すことで脳の活性化にもつながるはず」と思いを込める。
代表の大西さんが初めて参加したのは3回目の上映会。「数回参加したら、三輪さんに『手伝って』と声をかけられて、今に至るわけです」と大西さん。初期には大西さんが上映作品の時代背景などを解説し、好評だったという。
河原さんは14回目の『シェルブールの雨傘』上映で初参加。「今はネットで手軽に観られる時代だけれど、一人で観るのとみんなで観るのはやはり違う。ぜひ若い方にも来てほしい」と話す。今では区内50カ所ある掲示板に告知を出すのも河原さんの役目だ。
三輪さんは同ケアプラザの職員を辞めた後も精力的に運営に携わってきた。「運営メンバーや参加者の支えでここまでやってこられた。大型映画館のない青葉区だけれど、作品を楽しみながら交流できる場を提供し続けられたら」と語った。
100回目の記念となる作品は『麗しのサブリナ』。12月13日午後2時から。誰でも参加可。申し込みはLINE公式アカウントまたはシネ・あおば【電話】090・7018・0601へ。
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