竹山在住高木さん カマボコ板を飛行機模型に 白山地区センターで170機展示
区内竹山在住の高木繁さんがカマボコ板から作成した大小約170機の飛行機模型が現在、白山地区センター(白山1の2の1)のギャラリーで展示されている。今月24日(土)まで自由に閲覧でき、同日午後3時ころには展示作品の無料配布も予定されている。
展示されている飛行機模型は、現在79歳の高木さんが、61歳で定年を迎えてから作りためてきた作品。「零戦」や「紫電改」などの戦闘機がデザインされており全てが手作り。今回は、全長3cmから30cmほどの約170機が展示されている。
軟らかく節がないため加工がしやすいという理由から主な材料として使用されているのはカマボコ板。小さなノコギリとカッターナイフだけで板を加工し、紙やすりで磨き仕上げていく。また、細かい箇所には割り箸や楊枝などを用いている。3cmの小さなものは1枚のカマボコ板から20機作成が可能。20cm以上のものになると5・6枚の板が必要で、完成まで1週間ほどの期間を要する。
自宅には約500機もの作品が並んでおり、作成した模型はこれまで、約1000機にのぼる。「日本人の物作りの魂を形にして残したいという思いです」と高木さん。
作品は、平日午前9時から午後9時まで(日・祝は午後5時まで)閲覧が可能。展示終了となる今月24日(土)午後3時ころには希望者への無料配布が予定されている。
詳細は、白山地区センター(【電話】045・935・0326)まで。
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