来年3月予定のイベント「パスでつなぐ!みんなとスポーツとフードのフェス」開催に向けたアイデア出しワークショップ「みどり中山リビングラボ」が6月25日、緑区市民活動支援センターで開催された。
リビングラボとは、地域での主役となる住民が、暮らしを豊かにするためのサービスやものづくりを行う活動で、新しい地域・社会活動として注目されている。
主催は、中山を拠点に女性起業家らで活動する市民団体「mama coco(ママココ)」。2016年に発足した同団体は、「女性力を地域繁栄につなげ、活力に溢れる街づくりを目指し、地域と行政、全区民で取り組む参加型プロジェクト」を昨年9月に立ち上げ活動を重ねてきた。参加してきたのは中山商店街の商店主やNPO、住民や大学教授など立場は様々だ。11月には、子ども達を取り巻く課題で「貧困」や「障害」に焦点をあてた意見交換会を実施。その中で、「障害のあるなしに関係なく、だれもが交流できる取組みとしてスポーツイベントが良いのでは?」と意見が出た。
そこで同団体は区の「平成30年地域課題チャレンジ提案事業」に申請。「パスでつなぐ!みんなとスポーツとフードのフェス〜みんながつながる中山商店街〜」事業が採択されている。
リビングラボ当日は、緑スポーツセンター館長や区体育協会会長、中山商店街協同組合理事やスポーツ関係者ら14人が参加。”スポーツ”をキーワードに、未来を担う子ども達のために住みよいまちづくりを目指すことを目的としたイベント開催に向けて、市内で2番目に多い店舗数を誇る中山商店街と協同し、どのようなものが実現可能かといったアイデアが出され、「プロのスポーツ選手が商店街で店番」「マイナースポーツ体験」「障害児の運動指導」などの案が出されていた。また、今後も継続的な対話の場が設けられていく予定だという。
緑区版のトップニュース最新6件
|
|
|
|
|
|