「第39回神奈川県ミニバスケットボール 決勝大会 チャレンジカップ」の決勝戦が1月26日に行われた。同大会の男子の部で森の台ビクトリー、女子の部で中山ジュニアがそれぞれ準優勝を飾った。
同大会には、地区予選と県の秋季大会の結果を踏まえ、男女各32チームが出場。トーナメント形式で県の頂点を目指して戦いを繰り広げた。
「多くの支えに感謝」
男子の部で準優勝を飾った森の台ビクトリーは、森の台小学校6年生を中心としたメンバーだ。昨年の同大会では、初戦で敗退。悔し涙を流した。
「今年は、どこからでも得点を入れられる、個々のレベルの高いチーム」と椎屋英二監督。大会の初戦では、大切な所でシュートを確実に決め、接戦を制した。「初戦を突破し、勢いがついた」と椎屋監督は振り返る。2、3回戦を順調に勝ち進み迎えた準決勝では、前半で10点のリードを許してしまう。だが、試合終了間際に同点に追いつき、延長戦の末、勝利を収めた。
「決勝で惜しくも敗れたが、1年間の練習の成果が発揮できた大会だったと思う。本当に良いチームだった」と椎屋監督は話した。
また、最優秀選手にも選ばれ、キャプテンを務めた三浦信哉君は「6年間ミニバスを通じて多くのことを学べた。たくさんの人の支えがあったからこそ、準優勝できた」と笑顔で話した。
全員バスケを実践
女子の部で準優勝を飾った中山ジュニア女子は、中山小学校の5、6年生を中心としたチームで、“全員バスケ”をスローガンに掲げてきた。
普段の練習は、学年に関係なく教え合う和気あいあいとした雰囲気。「教え合うことで1人ひとりの力の底上げができた」と名渡山茂コーチは分析する。
大会の初戦では、試合のペースを最初から握り、大差で勝利を収めた。「平均身長は他のチームに比べて低いが、スピードなど、他チームに勝っている部分が多く、カバーできた」。その後も2、3回戦を順調に勝ち進む。準決勝では、パスを円滑につなぎ、勝利をもぎとった。「決勝も最後まで粘り強く戦ったが、もう一歩届かなかった」と名渡山コーチは話した。
キャプテンを務めた秦野凛香さんは「全員バスケを楽しむことができた。全力を尽くせて良かった」と笑顔だった。
また、最優秀選手に選ばれた小石川凜さんも「保護者の人が温かい飲み物を用意してくれるなど、リラックスして試合に臨む環境があった」と感謝の言葉を口にした。
緑区版のトップニュース最新6件
|
|
|
|
|
|