「まずは大きく息を吸って、次は息を吐いてお腹を凹ませて。そのままキープしましょう」
ミモザ横浜霧が丘内の「あかしあ」で昨年4月から行われている『やさしいシニアヨガ』が人気を集めている。
65歳以上の高齢者を対象とした同教室は、霧が丘地域の高齢者が気軽に立ち寄れる”たまり場”を確保することを目的に2018年9月に発足された「福祉のまち霧が丘」(高橋律夫代表)による「めざせ!霧が丘まるごと大家族」事業の一環。シニアヨガのほかにも同施設を会場に、高齢者向けの「歌声教室」「健康体操」「折り紙手芸教室」「料理教室」などを実施している。
シニアヨガ教室は毎月第2・4木曜日(午前10時〜11時30分)に行われており、霧が丘在住のヨガインストラクター・成田恵子さんが講師を務めている。参加費は1回100円。
16日に行われた教室のテーマは「お腹」。近隣住民を中心に参加した27人に対して成田さんは呼吸を意識することで体が連動することを強調した上で、座って上体を少し後ろに反らしながら両手と両足を前に出してバランスを取る舟のポーズや、椅子のポーズ、三角のポーズなどを指導していた。
参加者の一人、小松睦子さん(72)は「ジムにも通っているけれど、友達に誘われて参加するようになった。先生の指導がすごく分かりやすいし、ヨガは自分の心や体と向き合えて、体の動きが楽になったように感じられる。また、近くでできるので通いやすい」と話した。
また、高橋代表は「地域の福祉を支える意味でも、継続して行っていく。ヨガと聞くときついなどのイメージを持つかもしれないが、何よりもみなさんが楽しそうにしているのが嬉しい」と笑顔を見せた。
同教室では見学者を受け付けている。希望者は高橋代表【携帯電話】090・8453・0304へ。
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