予診を行う大矢院長
医療法人社団恵生会竹山病院では、高齢者の新型コロナウイルスワクチン接種（【電話】０７０・３１２６・８１９８／平日午前９時〜正午、午後１時〜５時予約受付）が進んでいる。６月20日からは、日曜日の接種を開始した。
同院の大矢美佐院長は「地域住民の皆さんには、予約の際にご迷惑をお掛けした。地域の病院機関と連携しながら、最大限の努力を続けたい」と思いを語った。
27日に行われたワクチン接種では大矢院長自ら予診を担当していた。ワクチン接種後の経過観察の待機場ではモニターが置かれ、副反応として下痢や頭痛、筋肉の痛みなどが生じることがあるが、いずれの症状も数日で収まることがほとんどであることが紹介されていた。
竹山在住の上田光江さん（74）は「当初全然予約が取れなかったけど、やっと１回目が打てて少し安心した」と話した。
また、同院系列の介護老人保健施設「リハセンターさわやか」（旭区）でもワクチン接種が行われている。冨田祐司理事長によると、職員による「地域の役に立ちたい」との声から接種実施を決めたという。施設利用者やケアマネージャーからの紹介者などを対象としており、当日会場では、杖や車椅子利用者などが目立った。
ワクチン接種の様子
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