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緑区 社会

公開日:2026.10.14

桐蔭学生 国籍間の壁、遊びで解す 霧が丘が活動の場

 桐蔭横浜大学(青葉区)スポーツ科学部の学生が霧が丘をフィールドにして、スポーツを通じた日本人とインド人のコミュニティ形成にかかわる取り組みを進めている。同学部3年生の佐藤元哉さん、鳥海美空斗さん、鈴木啓一朗さんが中心となって、9月2日、4日、25日の3日間にわたり、霧が丘の公園でドッジボールや氷鬼などの遊びの場をつくり、コミュニティ形成に向けた考えを深めた。

子どもから変化を

 霧が丘はインドのインターナショナルスクールがあり、インド人が800人ほど在住している。今回の取り組みのきっかけとなったのは、霧が丘に住む佐藤さんが散歩していたときに見た光景。日本人とインド人の子どもが別々の公園で遊んでいることに気づき、「一緒に遊べるようにするにはどうすればよいか」と考えるようになった。地元NPOの協力を得ながら、日本人とインド人が混ざって遊ぶ機会を3度作った。回を重ねる中で、日本語が分かるインド人は日本人と仲良くなりやすく、休憩時間も一緒に遊ぶ様子が見られたという。指導にあたる同大学の日比野暢子教授は「まずは低学年の子どもから、顔見知りになれる場所をつくれたら。『リバースエデュケーション』と言い、子どもから社会を変えていくことにつながる」と話す。日本人の保護者は「子どもを通してインド人のお母さんとも話すようになった。話してみると、日本のことが好きで住んでくれている人が多いことが分かる」と話していた。

 今後は地域の関係者を巻き込みながら提言としてまとめ、11月7・8日に国士舘大学で行われる「スポーツ政策学生会議」で発表する予定となっている。

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