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公開日:2022.03.24
区民文化センター
天井脱落対策工事が終了
4月から運用再開
緑区民文化センターみどりアートパークで昨年7月から9カ月に渡り行われていた天井脱落対策工事がこのほど終了した。同館は4月にリニューアルオープンを迎える予定で、小野明男館長は「やっと本来の催しができるのでわくわくしている」と話した。
東日本大震災において、ミューザ川崎シンフォニーホール(川崎市)や九段会館(東京都)など大規模空間を有する建築物の天井の脱落が多数生じたことから、2014年4月に改正建築基準法施行令が施行された。新たに建築する時の特定天井(吊り天井で天井の高さが6m以上、水平投影面積が200平方メートル以上、天井部材の重さが2kg/平方メートル以上)については新基準への適合が求めれたが、既存施設の特定天井は既存不適格の扱いとなった。
市は、市民の安全を確保し災害時の防災機能の役割が十分に果たせるよう既存不適格となった市民利用施設等のすべての特定天井を改修する方針とする「横浜市公共建築物天井脱落対策事業計画を15年に策定した(21年改訂)。
同計画を基に、同館の工事は昨年7月から9カ月に渡って行われた。当初契約額は建築工事と電気設備工事を合わせて約9820万円。ホール、ホワイエ、エントランスの天井裏に鉄骨を入れ、躯体と固定した。
「待っていてくれた」
同館では4月以降、アンサンブルブルンマ演奏会(4月3日(日))やズーラシアンブラス新緑ファミリーコンサート2022(5月21日(土))など区民向けの様々な公演の実施を予定している。
小野館長は「ホールの予約を開始したところ多くの応募を頂き、皆さん工事の終了を心待ちにして頂いたんだと実感している。ぜひ足を運んでください」と話した。
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