横浜市緑区まちピアノ運営委員会が、横浜市営地下鉄グリーンライン中山駅地下広場へのピアノ設置に向けた活動を進めている。同会の主な活動団体である「GREEN LABEL」の大塚孝之理事は「自由演奏開放は6月上旬を予定している」と話す。
「GREEN LABEL」(日下牧子代表/共同代表統括役)は、社会変革と社会的つながりにより市民の誇りを育成することを目的として区内外で活動している。
同団体は現在、誰もが自由に弾くことができるピアノ設置に向けた「中山まちピアノ設置プロジェクト」を進めている。ピアノを設置することで、中山駅周辺住民のほか駅利用者らにふれあいの場を提供。また、多くに人が行き交う場所でのピアノ演奏、唱歌、合唱の発表の場を提供することが狙いだ。
大塚理事は「コロナ禍で希薄になった住民同士のコミュニティの醸成や区の活性化を期待している」と話す。大塚理事によると、設置を予定しているピアノは、中山の「Tama cafe」の武田陽子オーナーが寄贈したもの。同団体は、昨年6月から市交通局や消防局らと設置に向けた意見交換や調整を行ってきたという。また、防火対策としてピアノに白い特殊フィルムを貼った。
5月は試験期間
中山駅の地下広場では現在、壁面と床部分に県立四季の森公園内しょうぶ園の写真をラッピング。ピアノは5月上旬に設置される予定だ。なお、5月中は音量の確認や調整を行うための試験演奏会を週末に予定。一般演奏開放(午前10時から午後7時)は6月上旬からとなる。
同団体では現在、ピアノを見守る「ピアノキーパー」のほか、運営資金援助の募集も実施している。大塚理事は「この活動はボランティアと賛同支援者からの寄付により運営されている。私たちの活動に賛同して頂ける方はぜひ」と呼び掛ける。
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