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海老名・座間・綾瀬 社会

公開日:2026.03.13

児童養護施設成光学園
思い出交錯「祝う会」
昭和初期からの卒業行事

  • 後輩たちに向かって決意を語る卒業生

    後輩たちに向かって決意を語る卒業生

 座間市の児童養護施設「成光学園」(矢部雅文園長)で3月7日、伝統の「卒業を祝う会」が開かれ、卒業生と在園生が激励のメッセージを伝え合った。

 「祝う会」は同園の草創期の昭和初期に始まったとされる。今年は進学や就職を控える高校生7人と高校に進む中学生5人が晴れ姿で夕刻の食堂に入場した。在園生や職員が代わるがわるメッセージを読み「いつでも帰って来て」「自分を律して頑張って」「彼女ができたら教えて」と呼びかけ、感極まって抱き合う姿もあった。

 巣立つ高校生の中には幼少期から16年間同園で暮らし、一人暮らしを始める生徒も。生徒たちは花束を手に就職先や進学先などを報告した。「悩みも失敗もあったが多くの人に支えられた。経験は私の大切な宝」「いつか経営者になって園を支える側になる」などの決意を語った。

 中学生に贈られたのは目覚まし時計。これも同園草創期からの伝統で、かつて中学校卒業生の就職が多かった頃「一人で起きて仕事に行けるように」などの思いを込めて始まったらしい。

 スーツ姿の教え子たちを前に矢部園長は「集団生活に慣れていることは彼らの強み。そして卒業後は単に『おめでとう』だけではない。長い生涯にわたる付き合いが、ここから始まるんです」と話していた。

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