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公開日:2023.08.31

県立四季の森公園
自然体験通じ青少年育成
レンジャー俱楽部を創設

  • テントの設営に挑戦(同園提供)

  • 認定バッジは全5種類

 体験を通じて自然について学ぶ機会を子どもたちに提供したいと、県立四季の森公園は今月「四季の森 子どもレンジャー倶楽部」を創設した。8月6日と20日には園内でキャンプイベントが開催され、参加した児童が同倶楽部の会員となり、テントの設置や自然の中での炊飯などを楽しんだ。

 青少年育成の一環として、同園は小学生を対象とした同倶楽部を創設。楽しみながら学んでほしいと、会員が園内でのキャンプに参加する度に昇段する「キャンプマスター認定制度」も開始した。段位は「キャンプスターター」から「キャンプマスター」まで5段階。昇段する度に認定バッジや認定証を授与するもので同園の担当者は「多くの子どもに参加してもらえれば」と語る。

初めての炊飯に感動

 8月に開催したキャンプには区内外から多くの親子連れが参加。地元のボーイスカウトなどの協力で、ロープを簡単に強く結べる「もやい結び」のほか、ペグの打ち方やテントの張り方などを学んだ。また、箱型の調理器具「メスティン」を活用した炊飯や、カレーの調理なども体験した。

 テントの設営やマッチでの点火が初体験という児童も多く、同園の担当者は「炊飯では、上手く炊けたか不安そうな子もいたが、ふたを開け、ご飯がきちんと炊き上がっているのを見てとても喜んでいた。キャンプのさまざまな楽しさを知ってもらえたと思う」と話した。参加した家族からは「本当に楽しかったので、また行ってみたい」などの感想が聞かれた。

 同園は今後、会員活動の場として季節ごとに開催するキャンプイベントや、自然観察、畑づくり、クラフトなどの体験も予定しているという。

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