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公開日:2025.07.03

小学生女子野球
期待を背に全国大会へ
緑区在住、高木あずささん

  • 玄海田公園で投球練習をする高木さん

 長津田みなみ台在住の高木あずささん(いぶき野小・6年)がこのほど、女子学童野球の神奈川県選抜チーム「YAMAYURI」に選出された。8月14日(木)に岡山県で開催される全国大会に向けて、家族一丸となって練習に励んでいる。

 高木さんは泉区のクラブチーム「台谷戸ブルーファイターズ」に所属。普段は、チーム唯一の女子選手として男子に交ざってプレーをしている。ポジションはピッチャーを中心にレフトやファーストなども守る。ブルーファイターズの監督でもある父の裕幸さんは「周りを励ます言葉が多い、ムードメーカー的な存在」と話す。

 YAMAYURIのメンバーはセレクションで決まる。今年度のセレクションは4月末に行われた。家族は「記念受験という気持ちで送り出した」というが、見事参加者約70人の中から18人のメンバーに選ばれた。

 6月からは選抜チームでの練習が始まり、他エリアの選手たちと刺激のある環境で練習に取り組んでいる。

朝練の成果を試合で

 高木さんが野球を始めたのは小学4年生のとき。ブルーファイターズの総監督でもある祖父の健次さんに誘われたことがきっかけのひとつ。5つ上の兄が野球をしていたこともあり、打撃や投球の感覚は自然と身体に馴染んでいった。

 野球一家で、高木さんは週3回、自宅近くの玄海田公園で朝6時から約1時間、祖父の健次さんと自主練習に取り組んでいる。自宅から車で約30分かけて駆け付け、愛孫の指導にあたる健次さん。全国大会に向けて「積極的にプレーをしてほしい。少しでも朝練の成果が出れば」とエールを送った。

 両親や祖父は全国大会の会場である岡山県まで応援に駆け付けるという。高木さんは「ミスをしてもその後のプレーで取り返す、という気持ちで楽しんで試合に臨めたら。選抜チームでも変わらず、声を出して盛り上げていきたい」と意気込みを語った。

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