緑区 トップニュース社会
公開日:2025.07.10
花いっぱいの会
地域美化で大輪の名誉
功績称え 環境大臣が表彰
環境大臣による「地域環境美化功績者表彰」で6月、区内で長年活動する「中山中学校区 学校・家庭・地域連携事業 花いっぱいの会」(木原春子会長)が表彰を受けた。市内では同会を含め2団体が受賞。7月2日には緑区役所内で表彰状伝達式が行われ、佐藤康博区長らが木原会長らを祝福した。
同表彰は、長年にわたり地域環境美化に努め、顕著な功績があった団体などを称えるもの。毎年6月の環境月間に合わせ、環境大臣が行う。
伝達式には、同会の木原会長、会の立ち上げから30年以上活動を続けている南部則子さんをはじめ、佐藤区長、村上一徳副区長らが出席。表彰状を手渡した佐藤区長は「地域の景観を美しくするだけでなく、私たちの暮らしに潤いと安らぎをもたらしてくれている」と称え「区役所としてもできる限り活動を支援していきたい」と述べた。
爪の中まで真っ黒に
「子どもたちの健やかな成長のためにできることはないか」と、1991年の地区懇談会で提案されたのが、地域の街路樹桝に植栽する「花いっぱい運動(後の花いっぱい活動)」だった。その後、92年に地域連携総会で承認を受け、中山中、中山小、上山小の当時のPTAが中心となって活動を始めた。94年には有志によるボランティア団体として「花いっぱいの会」が誕生。メンバー約30人で、中山駅周辺の跨線歩道橋や県道山下長津田線の道路植栽桝への花植え活動などを続けている。また春と秋には、中山中学校区(中山中、中山小、上山小、森の台小)の生徒・児童が行う街路樹桝への植栽を支援。街の美化を通じ、子どもたちを育む活動も継続している。
伝達式当日、南部さんは「汗だくになり、蚊に刺され、爪の中まで土で真っ黒になりながら植栽活動を続けている。表彰していただき、とても励みになった」と笑顔で語った。
木原会長は「中山の地域には、街のために頑張ってくれる人が多い。ここに至るまで長い歴史があり、会を支えてきた皆の活動の結果の表彰だと思う。関わった皆さん一人ひとりが誇りに思ってほしい」と話した。
ピックアップ
意見広告・議会報告
緑区 トップニュースの新着記事
コラム
求人特集
外部リンク
- LINE・メール版 タウンニュース読者限定
毎月計30名様に
Amazonギフトカード
プレゼント! -

あなたの街の話題のニュースや
お得な情報などを、LINEやメールで
無料でお届けします。
通知で見逃しも防げて便利です!












