学校法人・岩崎学園横浜デジタルアーツ専門学校(新横浜・三辻訓校長)は、横浜市資源循環局と連携し、「食品ロス削減PRプロジェクト」として市の「食品ロス削減」の取組の1つの「食べきり協力店事業」のリニューアルに参画している。同校総合デザイン科、グラフィック科の学生6人が企画・立案・リニューアルした、ステッカーやポスター等の啓発ツールは、昨秋市が食品廃棄物の抑制や啓発等、他の模範となる取組みを行う事業者を表彰する「食の3Rきら星活動賞」を受賞。6月から配布されている。
「食べきり協力店」とは、横浜市が飲食店に対し、小盛りでの注文や持ち帰り容器の設置などで食品ロスを防ぐ取組みへの協力をお願いしているもの。これは2012年から続く活動だが、なかなか浸透していないのが課題として挙げられていた。その課題を解決するために同校では、昨年より、飲食店へのヒアリングを行い、啓発ツールのデザイン案見直しを行ってきた。取組み内容をより効果的に視覚化するために、色覚障がいの人でも見やすい色を使用。黄色は未来、緑は環境、青は横浜の海を表している。木の形には、これからこの活動を広めていきたいという思いを込めた。また、多言語化にも対応。「デザイン力」を意識し広く伝わるものに仕上げた。
デザイン科3年の渡部航朔さんは「アルバイト先の飲食店で食べ残しがあると気になるようになった。食べ残し協力店への加盟を勧めたい」と意識の変化を語った。同科3年の永冨千昭さんは、「食べる量を考えて注文するようになった」。また、永冨さんは10月の食品ロスの日に合わせて、横浜市営の交通広告に載せるポスターの製作中。活動を通じ生まれた「食品ロスをなくしたい」という使命感を創作の活力にして励んでいるという。
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