市内で7校の専門学校を運営する学校法人岩崎学園(岩崎文裕理事長)は1日、ビデオ会議ツールZoomを活用したオンラインイベント「岩崎学園7校合同アイデアソン」を開催し、18班78人の学生が参加した。
「アイデアソン」とは、アイデアとマラソンをかけ合わせた造語。ある議題について多様性のあるメンバーが集い、新たなアイデアやビジネスモデルの構築を短期間で行う。
この日は「子どもとIoT」をテーマに日頃IT、服飾、デザイン、医療、保育などを学ぶ学生が班を組み、それぞれの専門知識を生かして会議。ITの技術を使って子どもや、そこに関わる親や事業者など大人の生活を豊かにする方法を話し合った。
終盤には、各班で出たアイデアをオンライン上で発表し「電車内で子どもが大人しくしていられるよう、車掌目線になれるVR(仮想現実)をつくる」という提案をした18班が優勝した。発表した横浜リハビリテーション専門学校理学療法学科2年の稲葉蓮さんは「自分の幼い頃の経験と重ねて出た発想。選ばれると思っていなかったので嬉しい」と喜んだ。
コロナ以前からIT教育注力
岩崎学園は学部問わず、運営する7校全てで「ITスキル」教育に注力しており、コロナ禍以前からオンライン授業などの取組みを実践してきた。新横浜にある横浜デジタルアーツ専門学校から参加したWeb科2年の松林明佳利さんは「通信の時差で会話が止まることもある中、どうすれば意見が出やすくなるか考えながら進めた。現在コロナの影響で画面授業を行っているので、今日学んだことを生かしたい」と話した。
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