新羽小学校放課後キッズクラブの児童たち45人が7月21日、同校で新羽地域ケアプラザ職員らによる講座「みんなで認知症についてしろう!」に参加した=写真。
認知症月間とされる9月に向け、同ケアプラザが行っている「オレンジの輪プロジェクト」の一環で、1年生から5年生が参加。認知症について正しい知識を持ってもらい、地域で見守る人を増やす活動を行っている「認知症キャラバン・メイト」でもある職員や新羽町大竹町内会の住民が紙芝居等も取り入れながら児童に認知症の人への接し方などを説明した。
話を聞き終えた児童は「地域で皆が幸せになるためには」との問いかけに、「皆が優しくする」「助け合っていく」と元気よく答えていた。
同キッズクラブを運営するNPO法人ソーシャルキッズラボの渡邉悠太さんはケアプラザ職員と一緒に子どもに伝わるよう講座の構成を考えたといい、「ちゃんと集中して聞き、内容を理解していたので良かった」と笑顔だった。
最後は「誰もが安心して暮らせる町 新羽」のために何ができるか、アイディアを記入したほか、認知症のイメージカラーであるオレンジ色の折り鶴づくりに参加。いずれも9月に同ケアプラザで飾られる予定という。
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