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港北区 社会

公開日:2022.10.27

事故の怖さ学ぶ
新羽高校で安全教室

  • 生徒の目の前で再現された「交通事故」

 県立新羽高等学校(松本靖史校長)で10月19日、再現された交通事故から事故の怖さや交通ルールを守る大切さを学ぶスケアード・ストレイト方式による交通安全教室が1年生約400人を対象に行われた。主催は、港北区や港北警察署等で組織される港北区交通安全対策協議会。

 「交通事故」は、有限会社シャドウ・スタントプロダクション(町田市)のスタッフにより再現された。実演は、主に自転車の事故や交通ルールの確認など。時速40Kmで走行する自動車と自転車の衝突や、見通しの悪い交差点での自動車と自転車の衝突といった再現場面に驚いたように見入っていた生徒たち。中村陸さんは「自転車にはいつも乗っている。事故は身近に起こる」、本山賀新さんは「改めて事故の怖さを感じた」と感想を口にした。

 港北区地域振興課の宮澤ゆう子係長は「高校生は活動範囲が広いので、交通安全への意識向上につなげてほしい」と安全教室の意義を語り、港北警察署交通課の栗田幸夫神奈川県警部補は「事故の怖さを見て、感じることで、ルールを守って怪我のない通学を心掛けてほしい」と話していた。

 今年1月〜9月の港北区内の自転車が関係する事故は106件(前年比+19件)、そのうち死亡1件(同+1件)、重傷9件(同+8件)、軽傷89件(同+15件)。

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