港北区 人物風土記
公開日:2022.12.01
巨人からドラフト2位指名され、東京六大学野球秋季リーグで三冠王に輝いた外野手の
萩尾 匡也さん
慶應義塾大学4年 21歳
想いを乗せたスイングで
○…「嬉しい気持ちと、引き締まる思い」。読売ジャイアンツから指名された瞬間をそう振り返ったドラフト会議から半月、11月6日に東京六大学野球秋季リーグの全日程が終了した。打率4割、4本塁打、17打点で三冠王に。いよいよこれからプロの舞台へ挑む。
○…野球を始めたきっかけは小4の時に福岡ドームで見た試合。当時、北海道日本ハムファイターズにいたダルビッシュ有投手に魅了されたという。最初はピッチャーとキャッチャー、中学では外野も任されるようになった。高校の部活では、途中からグラウンドの近くのアパートを借りることに。母が独学で栄養など食の知識を身に付け、夕飯や弁当を作ってくれた。「母の支えもあり活躍できた。尊敬する人は両親」と言い切る。父は元陸上の短距離選手で、フォームやベースランニング、スタートの切り方など、走り方を指導された。好きだからこそ必死になり、高2になるとスカウトが見に来るようになった。
○…東京六大学野球に対する父の憧れもあり慶應へ進学。2年で初打席初ホームランを放ち、華々しい公式戦デビューを飾った。試合中の大事な場面では「プレッシャーを感じるけど、気持ちで負けたくない。最後は気持ち」と信念を持ち、今秋、見事三冠に輝き有終の美を飾った。活躍の裏にあったのは気合と根性。ずっと大切にしてきた姿勢だ。
○…「日吉の大勝軒が大好き。プロになってもオフシーズンに来たい」と笑みがこぼれる。下田のグラウンドで応援してくれる人たちには、「感謝の気持ちを持ち全力で応えたい」と決意の表情を浮かべる。「プロはすごい人がたくさんいる。どれだけ食らいつけるか。がむしゃらにやる1年」と目標を掲げる。
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