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港北区 社会

公開日:2023.09.07

過去の教訓から学ぶ
新横浜で防災イベント

  • 液状化現象を学ぶ実験

 防災の日の9月1日、新横浜の奈良建設(株)で、防災イベント「関東大震災から100年―過去の災害で得た教訓と課題」が4年ぶりに開かれた。主催は同社の子会社で防災・防犯用品などを扱う(株)セットアップ横浜。

 講演では、区の地域防災担当係長がマイ・タイムライン(避難行動計画)を紹介し、災害への備えや被災時の行動について解説。集まった70人近くの参加者らは真剣にに耳を傾けていた。また元海上自衛隊一等海佐による「防災・応災・減災セミナー」では、元海佐の実体験を聴講し、実験で地震による液状化現象の仕組みを学んでいた。

 会場には同社が扱う災害用トイレなどの商品が展示され、見学する参加者らの姿もあった。

 イベントには新横浜町内会が協力。災害時における被災生活の中で、避難所の実態や避難場所に応じたトイレの対処方法など学び、過去の教訓から「自助」「共助」など、様々な防災対策をより一層進める機会となった。

 奈良建設(株)の植本正太郎社長は「家庭の備蓄用品を見直すなど、防災を考えるきっかけになれば」とあいさつした。

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