港北区 教育
公開日:2023.12.07
税知識身につける作文
コンクール 1733編中34人が表彰
神奈川税務署で11月29日、令和5年度中学生の「税についての作文」表彰式が行われた。主催は、神奈川納税貯蓄組合連合会と神奈川税務署。同取組は、「より多くの中学生が税について関心を持ち、作文を通じて正しい税の知識を身につけてほしい」として、積極的に行われている租税教育推進活動の一環。
今年度は、同署が管轄している港北区・神奈川区の中学校23校のうち17校から、1733編集まった。その中から、審査を通過した34編が表彰された。
神奈川税務署長賞を受賞した1人、慶應義塾普通部2年の千代田崇史さんは、税が医療費に使用されていることや米国との比較などについて書いた。千代田さんは「賞を取れると思っていなかったから嬉しい。ネットや本で調べて、税の理解が深まった」と感想を話した。
神奈川納税貯蓄組合連合会会長最優秀賞を受賞した1人、栗田谷中3年の西澤里桜さんは、少子高齢化などの影響による税の課題について多様な視点での考えを書いた。受賞したことに対して西澤さんは、「税について知らなかったけど、自分で調べて理解しながら書けた」と満足そうな表情で話した。
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