神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
港北区版 公開:2024年5月16日 エリアトップへ

今春から港北消防署長を務める 長谷部 宏光さん 神奈川区在住 49歳

公開:2024年5月16日

  • X
  • LINE
  • hatena
長谷部 宏光さん

地域守るため有事に備える

 ○…5年ぶりの港北消防署。以前は警防担当だったが署長として戻ってきた。「地域のために貢献する人が多く、若い方の活力や年配の方の地域への愛着を感じる」と街の印象を語る。その一方、港北区は人口が多いことに比例して救急要請が多く、救急体制の強化などに取り組んでいく。

 ○…父と兄の姿を見て、おのずと同じ公務員を目指していたが、阪神・淡路大震災で消防隊員が救助にあたる姿に、「人の役に立つ仕事に携わろう」と思い入庁した。コロナ禍では消防局救急課担当課長を務めた。傷病者を医療機関へ搬送する方法や搬送困難事案など、未知のウイルスへの対応にひっ迫。「これで本当に大丈夫なのか」と不安を抱いたこともあったが陣頭指揮を取り切った。能登半島地震では、消防局総務課長として緊急消防援助隊を派遣するなど、被災地のために奔走した。

 ○…家庭では、中1の娘と小5の息子の二児の父。野球に励む息子のため、土日は練習のサポート、朝は5時半に起床して公園で1時間キャッチボールに付き合うことも。「自分自身の健康にもつながる上、子どもの成長を間近で見ることができる」と嬉しそうな表情を浮かべる。また、同じ公園でラジオ体操をしている人とは、顔を合わせると言葉を交わす仲になり、地域の人との輪も広げている。

 ○…港北区の消防の課題として、救急要請の件数が増加していること、有事の際の備えなどを挙げる。救急要請の状況や原因などをデータ分析し、救急隊の増隊や予防救急にも取り組む。また、横浜で災害が発生した場合を想定し、防災計画の見直しや点検・訓練にも力を入れる。「何が必要でどう動くか。初動対応が大事」。そう力強く語る。

港北区版の人物風土記最新6

はっしーさん(本名:橋本陽(あきら))

横浜春節祭公式グルメ大使、横浜中華街公式グルメ大使を務めるグルメプレゼンター

はっしーさん(本名:橋本陽(あきら))

中区在住 42歳

2月13日

和田 貞彦さん

ハンバーガー店「和田食堂」のオーナーで音楽イベントやこども食堂を開催する

和田 貞彦さん

高田東在住 45歳

2月6日

藤原 友子さん

園長を務めるトモキッズナーサリー綱島園で、子ども食堂を開催している

藤原 友子さん

鶴見区在住 45歳

1月30日

河野 芳子さん

NPO法人いろえんぴつ心理福祉コミュニティズの発足人で、理事・事務局長を務める

河野 芳子さん

菊名在勤 76歳

1月23日

蔵屋 美香さん

2月に全館リニューアルオープンする横浜美術館の館長を務める

蔵屋 美香さん

西区在勤

1月16日

野本 優菜さん

二十歳の市民を祝うつどい実行委員会の委員長を務める

野本 優菜さん

保土ケ谷区在住 20歳

1月9日

あっとほーむデスク

  • 1月9日0:00更新

  • 11月14日0:00更新

  • 7月4日0:00更新

港北区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

コラム一覧へ

港北区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2025年2月17日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

X

Facebook