綱島駅東口周辺開発事務所の所長を務める 木村 信一さん 綱島西在勤 57歳
賑わい創出のきっかけに
○…昨年3月に港北区民文化センターがオープンしてからすぐに、綱島駅東口の再開発等を行う「綱島駅東口周辺開発事務所」に配属。2023年の新綱島駅開業を皮切りに次々と再開発が進んでいる中、前任者から襷を受け取った。所長として「皆さんが生活する中で工事などを行うため、安全にスピード感を持って事業を終わらせることが使命」と力強く語る。
○…着任してから約1年、「駅西側と東側の人の行き来が増えた」と綱島の変化を語る。今後は、無電柱化の整備や池谷家住宅主屋の西側に商業施設が建設されるため、工事費の高騰や人手不足などの影響に対処しながら、区画整理事業の2026年度の完了に向け奔走中だ。また、新綱島駅と綱島駅の間の「綱島駅東口駅前地区」では、商業・業務施設や都市型住宅などを建設する再開発の事業化も進める。
○…大学時代は土木工学を専攻。地元である泉区(分区前は戸塚区)の交通網の貧弱さを感じたことを契機に、道路局に入所した。以降、ほとんど道路整備などに携わってきた。同事務所に配属される直前は、みなとみらい・東神奈川臨海部推進課に所属し、組合の区画整理を担当。これまで得た知識と経験を生かし、現在も地権者に寄り添いながら協議などを行っている。忙しい日々の中でも、家族との温泉旅行が癒しに。「寒い中で入る温泉が好きで。特に奥飛騨と東北がお気に入り」と目を細める。
○…再開発事業が完了すると同事業からは手が離れるため、地元の人や区役所が中心となって行う賑わいづくりをサポートする役目も。昨年11月には、商店街とコラボしてまちびらきイベントを実施した。「賑わいのある街になってほしい」と展望を語る。
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