意見広告・議会報告
市政報告 日吉駅周辺地区を喫煙禁止地区へ、来年度の指定に向け予算案に計上 横浜市会議員 日本維新の会・無所属の会 大山しょうじ
「日吉駅周辺地区を喫煙禁止地区に!」という取り組み、2008年に「日吉駅前禁煙プロジェクト(代表:高見沢重隆医師)」という団体が立ち上がり、町内会、ボランティア団体、社会福祉協議会、医師会、歯科医師会、薬剤師会、そして慶応大学の学生有志などが集まり、日吉駅周辺の吸い殻回収、清掃活動、タバコの害に関する講演会の開催から始まり、日吉駅周辺地区を喫煙禁止地区にすることを求める署名やアンケート活動も行われてきました。
私も当選1期1年目の2004年3月の予算特別委員会で、本市での路上喫煙を禁止する取組を求めたのをはじめ、その後も議会内外で受動喫煙防止の課題に取り組み、同団体とも署名活動やアンケート活動等をともに行ってきました。
2014年7月に約2000名分の署名、2019年3月には約4000名分の署名を高見沢代表、地元町内会の会長さんらと一緒に、当時の横山区長、栗田区長に届けて要望しました。並行して、市議会の本会議や委員会で「日吉駅周辺地区を美化推進重点地区や、喫煙禁止地区にすることを求める」質問・要望を7回、会派要望等も続け取組を促してきました。
来年度、日吉駅周辺地区を候補として検討
2018年には喫煙禁止地区の必要条件、前段階である「美化推進重点地区」に指定され、地域の皆さんの熱心な美化活動も継続的に行われてきました。そして2月21日の議会で、来年度に「新たな喫煙禁止地区として日吉駅周辺地区を候補として検討する」ことが担当局長から公に表明があり、日吉駅周辺地区を候補とするに至った経緯、喫煙禁止地区の範囲、喫煙所検討の取組、地元調整の進め方、喫煙禁止地区の指定に向けた局長の決意等について質問しました。
局長「しっかり進めたい」
私の質問に対し、局長、部長からは、【1】日吉駅周辺地区はたばこの吸い殻の散乱や路上喫煙が見受けられ、吸い殻のポイ捨てや受動喫煙対策を求める意見や、地域からの要望・陳情、市会の場での意見等をいただいており、喫煙者に声掛けを行うパトロール等も実施しているが課題が解消していないため、指定の候補として検討を行う【2】仮に日吉駅周辺地区を指定する場合、現時点では、美化推進重点地区と同じ範囲とする方向【3】喫煙所の設置場所について、市有地への設置のほか7年度から実施する民間喫煙所整備に対する補助制度の活用を含め、幅広く検討を進める【4】まずは地元の皆様のご意見を伺う必要がある。指定を行う際は地域の皆様にご協力いただき、周知を行うとともに、路上喫煙防止に向けた機運醸成に取り組む【5】新たな喫煙禁止地区の指定をしっかりと進める――と今後の取組の考えが示されました。
いよいよ「日吉駅周辺地区の喫煙禁止地区の指定」に向けて、来年度、パズルの「最後のピース」を埋めるところ(喫煙所の決定・設置)に来ました。市には「早期実現に向け、地域と連携してしっかり進めてほしい」と要望しました。
次は、綱島駅周辺地区を喫煙禁止地区に!
地域の皆さんの声・力が進めた日吉駅周辺地区の喫煙禁止地区への取り組み。
次は、これも多くの声をいただいている綱島駅周辺地区について、まずは美化推進重点地区に、そして、その先の喫煙禁止地区を目指して、皆さんの意見を伺いながら頑張って参ります。
![]() アンケートを取る大山しょうじ(2015年)
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![]() 喫煙禁止地区指定に向けた活動状況について、2015年当時のタウンニュースにも掲載
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