港北区は現在、来年３月７日（土）に開催予定の「第14回港北オープンファクトリー」に協力する区内企業を募集しており、申し込み期限が10月17日（金）までと差し迫っている。

　「港北オープンファクトリー」は、区内企業の工場見学や体験を通じ、ものづくりの面白さや作り手の思いを伝えるイベント。行政と企業が連携し、「モノづくり体験で『港北の明日』にワクワクを！」とスローガンを掲げている。２０１３年から毎年開催しており、市内で唯一、企業の”工場の中に入れる”形式となっている。区政推進課の大橋沙綺乃さんは「地域にとっても大きな魅力。地元の愛着にもつながれば」と話し、区としても地域住民をはじめとした、より多くの人々に”港北企業”の素晴らしさを知ってもらいたい考えである。

体験倍率、３倍超え

　人気の高まりは顕著で、第13回の開催時には約１５００人の応募があった。しかし、「受け入れられた参加者は４５０人に留まりました。区内企業15社にご協力いただきましたが、今のボリューム感では応募していただいた多くの方々を受け切れない状況にあります」と同課の笠原友さん。区内には製造業だけで１１００社以上が存在し、市内でも最多の集積地となっており、区ではこの強みを活かし、さらなる協力企業を増やすことを同イベントの課題としている。

　住宅地と工場が隣接する”住工混在”という特色を持つ港北区。笠原さんは「工場と住民・地域が共存しながら良い関係を築くことに賛同いただける企業の皆さまのご協力をお待ちしております」と区内企業に参加を呼び掛けている。

応募要件と申し込み期間

　応募要件などの詳細は、横浜市ウェブサイト内の「第14回 港北オープンファクトリーのご紹介」に掲載。応募期限は10月17日午後５時まで、申し込みは横浜市電子申請・届出システムから。

　（問）同課【電話】０４５・５４０・２２２９

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港北オープンファクトリーについて

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