港北区 イベント文化
公開日:2026.10.09
大倉山記念館で「アートキャラバン美術展覧会」 五感を刺激する「スヌーズレン」や「シャドウオーケストラ」の体験も 18日まで
「NPO法人アートキャラバン美術展覧会」が、大倉山記念館(横浜市港北区大倉山2の10の1/大倉山公園内)で10月14日(水)から18日(日)まで開催される。各日午前10時から午後5時まで。入場・見学は自由。
同展では、NPO法人アートキャラバンゆかりのアーティストや表現者たちによる多彩な美術作品が一堂に展示されるほか、市民参加型のワークショップで制作された「モビール(動く彫刻)」などの共同作品も並び、豊かな芸術空間を演出する。
会期中には、鑑賞するだけでなく五感やカラダで直接アートを感じられる特別ワークショップも実施される。10月17日(土)の午後には空間体験プログラム「スヌーズレン」、18日(日)の午前には光と影で表現する「シャドウオーケストラ」が行われ、来場者は五感を解き放つ多様なアート体験を楽しむことができる。
五感を開く空間「スヌーズレン」
「スヌーズレン」は、1970年代にオランダの障害者施設で始まった「多重感覚環境空間」。語源はオランダ語の「スヌッフェレン(探索する・くんくん匂いを嗅ぐ)」と「ドーゼレン(うとうとする・くつろぐ)」を組み合わせた造語。 バブルチューブや光ファイバー、プロジェクターが映し出す光、アロマの香り、心地よい音や振動などを組み合わせ、五感を優しく刺激する。障害のある人や高齢者の療育・ケアに活用されているほか、一般の人にとっても心身の緊張をほぐし、ゆったりとリラックスできる非日常空間となっている。
光と影の即興表現「シャドウオーケストラ」
「シャドウオーケストラ」は、影(シャドウ)と光、そして音やリズムを組み合わせて参加者自身が表現空間を作り出す体験型アートだ。音と一体となりながら、影やさまざまなモチーフをスクリーンにプロジェクターやブラックライトで映し出す、プロジェクションマッピングと影絵を組み合わせたようなもの。
芸術で地域と社会をつなぐ「NPO法人アートキャラバン」
主催する「NPO法人アートキャラバン」(小山知美代表理事/伊勢原市)は、子どもや障害のある人、高齢者に対して芸術教育に関する事業を行い、地域社会や学校教育、福祉施設に貢献することを目的に活動する団体。主に学校や各種福祉施設、地域のイベントなどへ直接「出張・派遣」するスタイルで活動を展開している。リサイクルアートやシーグラスタロット、絵本づくり、アートソープ制作など、誰でも手軽に自己表現を楽しめる企画を届けてきた。今回の展覧会で体験できるプログラムも、こうした日頃の出前活動から生まれた注目のコンテンツだ。
障害の有無や年齢を問わず、誰もが自分らしく表現できる場をつくり続ける同団体。小山代表は「教育・福祉関係者、アーティストから芸術を愛する人、社会貢献しながら楽しみたい人など、手軽に自己表現ができる。会員も募集しているので、気軽にご連絡ください」と話している。
秋の大倉山で、五感を使って楽しむアート空間を体験してみてはいかがだろうか。
詳細・問い合わせは同団体【電話】0463・67・1673(メールart-c@kagoya.net)へ。
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