神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
都筑区版 公開:2012年12月13日 エリアトップへ

ボクシング 花形冴美さんが世界戦 17日に後楽園ホールで

スポーツ

公開:2012年12月13日

  • LINE
  • hatena
世界戦に向けて意気込む花形さん(左)と会長
世界戦に向けて意気込む花形さん(左)と会長

 花形ボクシングジム(池辺町)に所属する花形冴美さん(28)が後楽園ホールで12月17日(月)、WBC女子世界アトム級タイトルマッチに挑む。デビューから4年で迎える大舞台への意気込みを取材した。

 花形さんの本名は田中冴美。元世界チャンピオンで師匠の花形進会長の名をもらい受け、「花形冴美」のリングネームで2008年にデビュー。以来10戦7勝3KO2敗1分の戦績で、現在WBC女子世界アトム級9位。接近戦を得意とする「ファイタータイプ」だ。対戦するのは、現在8度防衛中のチャンピオン、小関桃さん(30・青木ジム・11戦10勝3KO1分)。サウスポーで、相手から距離を置いて戦う「ボクサータイプ」。ファイターの攻めにはカウンターなどで応じる技巧派だ。「どう切り崩していくかがポイント。イメージはできている」と花形さん。サウスポー相手のスパーリングも数多くこなし、対策は万全だ。

 また、この数カ月で特に鍛えてきたのは、2分間10ラウンドを戦い抜くためのスタミナ。他ジムの強化キャンプに自ら参加するなど、自分を追い込む練習に耐えてきた。花形会長は、「冴美は今まで見てきた中で一番努力できるし、何より気持ちが強い。男以上だよ。勢いでベルトをもぎとってくるかも」と期待を寄せる。

 花形冴美さんがボクシングを始めたのは大学に入ってから。個人で1番を目指せる競技と考え、同ジムの門を叩いた。「努力すればするほどうまくなれるのが楽しい」と魅力にとりつかれ、3年生の時、大学を中退してプロデビューを果たした。

 「ボクシングは自分と向き合える。技術はもちろんだけど、人として強くなるのが目標。自分の壁を乗り越えた時は、ベルトもとれると思ってる」と花形さん。会長から受け継いだ「諦めない心」で、リングに臨む。
 

都筑区版のトップニュース最新6

30周年契機に愛着醸成

都筑区予算案

30周年契機に愛着醸成

自主企画事業に約1億円

3月28日

4月から雇用率引上げ

障害者就労

4月から雇用率引上げ

市も企業啓発に注力

3月28日

住宅の脱炭素化へ本腰

横浜市

住宅の脱炭素化へ本腰

補助や新制度で普及後押し

3月21日

公道で自動運転バス走行

京セラ

公道で自動運転バス走行

実証実験、一定の評価

3月21日

避難所備蓄に不安も

災害時トイレ

避難所備蓄に不安も

携帯型、1日で尽きる恐れ

3月14日

4校協力し壁画完成

茅ケ崎中学校区

4校協力し壁画完成

1年半かけ地下道を明るく

3月14日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 3月28日0:00更新

  • 2月22日0:00更新

  • 2月1日0:00更新

都筑区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

  • 目のお悩みQ&A

    コラム㊺専門医が分かりやすく解説

    目のお悩みQ&A

    『網膜剝離と診断されましたが、どんな治療が必要になるのでしょうか?』

    3月28日

  • 「BUNTAI」で歴史刻む

    FLY THE FLAG横浜ビー・コルセアーズ vol.6

    「BUNTAI」で歴史刻む

    選手らがセン南などで広報活動

    3月28日

都筑区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年3月28日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook