川崎市境の東山田町から茅ケ崎南2丁目までの約4・2Kmにわたる都市計画道路丸子中山茅ケ崎線(通称中原街道)。このうち、早渕川手前から消防訓練場付近までの道路約560mが完成し、2月26日に開通記念式典、翌27日に全線開通を迎えた。
計画道路のうち、東山田町の「百石橋西側交差点」から勝田町(港北ニュータウン境)までの約1・9Kmは、平成8年から進められてきた整備事業。東山田町から大棚町の「大棚バス停付近」までの1・15Km区間は、平成21年3月までに完成しており、今回、新たに出来上がった『新勝田橋』とともに、最後の区間であった約560mが開通し、全線が結ばれた。
これまでメーンに使用されていた旧中原街道は交通量が非常に多いうえ、歩道の幅員が狭く、歩行者や近隣住民の安全確保が課題となっていた。旧中原街道に並行する計画道路の完成により、歩行者の安全と勝田橋に集中していた交通の分散が同時に実現することとなった。
27日の開通に先立ち行われた記念式典(勝田町町内会・大棚町町内会主催)には、地元関係者や県議、市議、区長などの来賓、地域住民らが多数訪れ、ともに開通を祝った。
冒頭あいさつに立った勝田町町内会の鈴木光壽会長は「新勝田橋がこれからの勝田、大棚の両地区の地域づくりにとって重要な役割を果たす架け橋になれば」などと話した。また、式典では、ベニバナトチノキ記念植樹が行われたほか、参加者全員での『渡り初め』などが催された。
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