夏の果物、ブルーベリーの収穫がピークを迎え、生産農家の一つ、マルイファーム(東方町991)でも7月15日から味覚狩りが始まる。今年は「例年よりやや早め」という出来栄え。直売とともに8月いっぱいまで楽しめる。
同ファームは約5000平方メートルの土地でブルーベリー約30種を生産。6月頃からハイブッシュ系の直売を開始し、味覚狩りでは7月に最盛期を迎えるラビットアイ系の約15種が味わえる。石川照雄園主は「今年は5月が暖かかったので、例年より1週間ほど早い」と話す。ブルーベリーの栽培を始めて約10年。朝の限られた時間に行う味覚狩りだが、多い時は約100人が訪れたことも。浜なしなどの横浜産果物がブランド化される一方で、ブルーベリーの人気も定着しつつある。
地産地消を推進
多忙な収穫シーズンを迎える中、なくてはならないのが園農ボランティアの存在。常に10人ほどのメンバーが協力し、野菜の栽培や収穫を手伝っている。メンバーは都筑農業ボランティアの会に所属しており、「都筑野菜応援事業」として取り組んでいる。
同事業は地産地消をテーマに料理教室などを実施するもので、昨年は同ファームが場所を提供し、事業のひとつとしてブルーベリー収穫体験を行った。今夏も同様のイベントを予定している。石川園主は「これまで、ボランティアの方々と二人三脚で自然と触れ合う場を提供してきた。都筑でもいろんな野菜と果物の生産が盛んなことを発信していきたい」と話している。
味覚狩りは8月末ごろまで。区内では同所(石川園主【携帯電話】090・3227・2035)のほかに小島園芸センター(牛久保町1816/【電話】911・3930)などでも実施している。両所とも事前予約制。
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