横浜市立都田中学校(池辺町)は今年、創立70周年を迎えた。これを記念して11日、記念式典と祝賀会が同校体育館で行われた。
都田中学校は1947年5月、都田小学校高等科の校舎を借りて開校した。池辺町や佐江戸町、川向町、東方町、折本町、大熊町の区南部全域から生徒が通い、昨年度までで延べ1万9572人の卒業生を輩出した。
同校は地域行事に積極的に参加しており、スポーツ大会などを通じて住民らとの交流を深めている。また、近年は剣道部をはじめ数々の部活動が全国を舞台に活躍。文武両道を掲げ、様々な体験から生徒の成長を育んでいる。
3世代にわたる重みと誇り
当日午前は在校生を対象に記念式典を開催。会場には全校生徒が書いた周年記念のメッセージが展示されたほか、この70年間をまとめたビデオの上映などが行われ、生徒は同校の長い歴史に思いを馳せた。
午後の祝賀会には自治会長や学校関係者ら来賓約100人が参加。PTA会長であり、主催の70周年記念事業実行委員会・池学実行委員長は「親子3代にわたる長い歴史に重みと誇りを感じる。子どもたちには新しい時代に向かって歩んでほしい」とあいさつした。
同校の石崎一敏校長は「生徒には70年の歴史を振り返り、伝統を大切にしてほしい。生徒が誇りを持って活動できるよう皆様には温かく厳しい目で見守っていただきたい」と語った。
そのほか、市内を拠点に活動し、同校卒業生も多数加入している創作和太鼓集団「打鼓音」の演奏や池辺町の伝統行事「花籠の舞」も披露され、華やかに節目の年を祝った。
都筑区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
<PR>