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中川のNPO 小松菜クッキーを名物に 地元食材で地産地消

文化

掲載号:2018年3月22日号

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ヨコハマ小麦部の中さん(前右)とメンバー
ヨコハマ小麦部の中さん(前右)とメンバー

 都筑区内を中心にまちづくり活動を行う中川のNPO法人I Love つづきは3月1日、地元産の小麦や小松菜などを使用したクッキー「浜小菜はなこ」を発表した。企画・開発など、約7カ月掛けて商品が完成した。

 同法人は昨年7月、農業が盛んな区の特徴を生かし地産地消の推進を図るため、地元で採れた小麦や野菜を使った新名物を開発するプロジェクトをスタート。「地域の人と一緒に、都筑の魅力を生み出したい」をコンセプトとし、野菜ソムリエやケーキ店オーナーなど、区内外から約30人のメンバーが集まり、商品化に携わった。

 メンバーは、小麦を生産する地域活動支援センター都筑ハーベスト(茅ケ崎東)で畑の見学や収穫体験をしたほか、パン工房ジューンベリー(中川)の桑原崇店長らを講師に招き、食材に関する講座を開いて知識を習得。その後、試食会や意見交換を重ねてケーキやまんじゅう、ミートパイなど5品を候補とし、メンバーの投票により小松菜クッキーが1位に選ばれた。

新商品開発も進む

 子どもから高齢者まで安心安全な食物を口にしてもらいたいと、クッキーには小麦と小松菜、ごま油、キビ砂糖、ゴマ、卵の素材だけを使用。試作段階で問題だった小松菜の水分による食感の悪さを改善するため分量を微調整し、細かく砕いてクッキーの表面にまぶすなどの工夫を施した。

 これからはプロジェクト名を「ヨコハマ小麦部」とし、塩味やラー油味の新商品の検討も進んでいる。

 プロジェクトリーダーの中聡美さんは「たくさんの人と途中経過を楽しみながら完成させた。今後も名物を作り続けたい」と語る。

 「浜小菜はなこ」は現在、ハウスクエア横浜内にあるシェアリーカフェで販売。また区内のイベントや福祉施設などでの販売を通し、都筑の名物としてPRしていく。そのほか、同カフェで小麦を使ったランチ「都筑産小麦のモチモチすいとん中華風」を月数回提供し、より一層、地産地消に力を入れていく方針だ。

 商品に関する問い合わせは、NPO法人I Love つづき【電話】045・306・9004へ。

生産者の思い

 小麦を納品する都筑ハーベストは精神障害者の就業支援を行っており、農作業を通して健康を回復し自立心を養う施設。商品化決定に関して小林良輔所長は「自分たちが作ったもので、地域の方々と繋がりをもてることに大変やりがいを感じる」と喜びを話す。

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