横浜市新栄地域ケアプラザでは、7月31日から8月までの毎週金曜日に「みんなの夕方ラジオ体操会」を開催している。これは緊急事態宣言後初の同施設イベントで石塚雅弘所長は「ケアプラザとして少しずつみんなの集まれる機会を作りたい」と話した。
新型コロナウイルスが流行し、3月からケアプラザのイベントやサロン活動が中止に。利用者から「何かしてほしい」との声を受け、同施設の生活支援コーディネーターの田中葵さんが企画した。「コロナ禍だからこその繋がりの創出や、一人暮らしの高齢者が多い地区だからこその閉じこもり予防ができれば」と思いを込めた。
久々の再会に笑顔
31日は、地域住民ら20人程度が参加。ラジオ体操第一と、同施設を運営する社会福祉法人横浜市福祉サービス協会が作ったブルーライトヨコハマ体操を行った。職員らは、久々の再会に喜ぶ地域住民の顔を見て安堵の表情を見せた。告知チラシを見て参加した中山敏明さん(勝田在住)は、「体操が大変だったが来てよかった。皆勤賞を目指して頑張りたい」と意気込んだ。
地域が一体となって
「コロナを機に地域が一体となれれば」と考えた田中さんは、近隣の(株)ファミリーマート新栄町店と日産プリンス神奈川販売(株)港北都筑インター店へ協力を呼びかけた。協力を快諾した両店はお茶やノベルティの配布や従業員が参加し体操会を盛り上げた。ファミリーマートの谷口善治オーナーは「20年以上ケアプラザさんと連携を取っている。地域の人に喜んでもらえて嬉しい気持ちだ」と話した。日産プリンスの中島昌宏店長は、「何か地域と一緒に活動ができればと思っていたので協力した。元気をもらえたので次も参加したい」と笑顔を見せた。
体操会は同施設駐車場(新栄町19の19)で午後3時から15分間。問合せは、同施設【電話】592・5255へ。
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