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都筑区 社会

公開日:2021.07.08

福祉人材が意見交換
地域活動との連携探る

  • グループに分かれ、活発に意見を交わす参加者ら(29日、区役所1階多目的ホールで)

 都筑区内で福祉関連業務に従事する人が集まる「ケアマネジャー・コーディネーター交流会」が6月29日、都筑区役所で開かれた。地域情報を活用した支援のあり方について話し合った。都筑区社会福祉協議会と都筑区地域ケアプラザの共催で2年ぶり。



 交流会にはケアマネジャーや地域活動交流コーディネーター、第1層・第2層生活支援コーディネーター、ソーシャルワーカーら約50人が参加した。活動報告では地域活動交流コーディネーターとケアマネジャーの連携で支援が広がった事例を紹介した。都筑区で先行して取り組んでいる「ヨコハマ地域活動・サービス検索ナビ」の活用法の紹介もあり、公的な支援と「インフォーマルサービス」と言われる地域活動の連携のあり方を探った。



 意見交換の場では「施設側のスタッフの人数に制限があるため、移動手段の確保ができず地域活動に参加するのは難しい面がある」「地域活動に参加する場合、どの立場の人が橋渡しをすればいいのか」と課題があがった一方、検索ナビについて「使ってみて利用者に地域活動を紹介したい」「タイムリーな情報の提供や共有できる仕組みになるといい」などの声があがった。



 同協議会の半田博之事務局長は「交流会を通して、地域ケアプラザコーディネーターの役割や業務への理解が進んだのではないか。聞きづらいことが聞けたり、提案をいただいたりしたことでケアマネジャーとのつながりが深まったと思う。これからもコーディネーターとケアマネジャーとの連携を進め、高齢者の方への支援内容が豊かになれば」と話す。

 

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